[著者] 森栄喜[出版社] レボリューション・スター・パブリッシング，ナナロク社[発行年] 2011年初版雑誌や広告といった媒体で写真の仕事をしながら、コンスタントに独自の作品を発表している写真家、森栄喜の個人としては初の写真集。東京の男の子をテーマに編まれた本書は、台湾を代表するデザイナー、聶永真(アーロン・ニエ)がプロデュースをする「永真急制 INSIDE-OUT」シリーズの第一弾として台湾で出版された。同名の写真展を台湾の3箇所で開催し、その余波は台湾だけではなく、日本の他海外にも飛び火し大きな話題を呼んだ。写真家ホンマタカシ氏が次世代の写真家として期待を寄せている一人。男の子のごく日常的な一面を私的な視点で捉えながらも、その透明感溢れる写真の先に時折みせる、恐ろしいほどの不穏感は、彼の持つ鋭い感性によるものかもしれない。表紙写真は「Tokyo」、「Boy」、「Aloe」をキーワードにそれぞれ三種類選ばれた全9種類が存在する。2013年度(第39回)木村伊兵衛賞受賞サイズ：23.7×25cm　ハードカバー　232ページ画像ではわかりにくいですが、表紙に軽微なシミが数箇所、スレがございます。中身は問題なく美品です。