藍染 藍染の歴史は古く、古代エジプトなどで行われていた。わが国では二世紀頃、中国から藍が移植され藍染を行うようになったと考えられている。中略 藍の色調は、濃紺・紺・藍・納戸・縹・甕覗など実に豊富で、それゆえ変化に富んだ染色が得られる。中略 いつの時代にも、もっとも親わしい色として人々を彩ってきた藍いろ… 現代の作り手が技量の粋を注ぎ込んだ藍いろの帯をぜひどうぞ。 　　　　　　箱書きより ただ眺めているだけでも、心を満たしてくれるこちらのお品。 艶やかな光沢を湛えた絹糸によって、まるで日本刺繍のようにふっくらと織り成された【特選の唐織】を入荷致しました。 まず初めに、こちらの共箱のお写真をご覧下さい。 藍色の説明と共に、帯の製織において用いられた藍染の糸が丁寧に付属されています。 丹精を込めて染め成された【本藍】ならではの、高貴なお色使い。 美しい日本の藍染によって彩られた、ラグジュアリーな仕上がり。 お締め頂く季節やご年齢を問うことのない上品な彩りは、本藍染にしか感じ得ることが出来ません。 こちらのお品を訪問着や附下に合わせて頂きますと、よくお見掛けする袋帯とは一味も二味も異なる、エレガントフォーマルに。 また、色無地や江戸小紋とのコーディネートではこちらの帯が引き立ち、気品に溢れた帯姿を叶えて。 華美になり過ぎることのない上品なお色柄は単衣のお着物との相性も宜しく、ご結婚式や卒業式・入学式などの式典、お茶会やオシャレなお出掛けにも最適です。 ふっくらと上質な唐織によって大人の女性に相応しい品格を添え、最高の意匠と風合いを誇る、正に《藍染の名品》 最後となりましたが、こちらの帯をお譲り頂きました方は呉服屋さんにて８０万円でお求めになられたそうです。 最高に美しい藍染ならではの上品に艶めく帯姿… ぜひ多くのシーンにてご堪能下さい。 　　　　　　　　　　～鎌倉ふわり～ 　【寸法】 長さ　４４８ｃｍ　　　幅　３１ｃｍ 　【素材・状態】 正絹 新品の、大変きれいなお品です。